1961年、手づくりの小さな自動粉成形機1台を完成させ、月産2万個程のマイクロモーター用含浸軸受(オイルレスベアリング)の生産を開始し、以来、一貫して小型含浸軸受(商品名:ピースロン)を中心に焼結金属による精密機械部品を作り続けてまいりました。
今日では年産10数億個の製品を提供し、社会に貢献出来るまでに至りました。この間、主要生産設備(粉末成形機、二次成形機、焼結炉、金型専用研磨機、含浸装置、軸受試験機、洗浄装置等々)は、いずれも自社設計、製作による独自の生産ラインを誇っています。
焼結金属は、金属の粉末を圧縮成形あるいは射出成形したものを高温度焼結炉で焼結させる技法を用いて作られる製品です。この製法によって生まれる小さなピースロンは、材料に無駄がなく、資源の節約が出来るとともに、未来社会の限りない需要に応えられる可能性を持っています。私たち平和産業は、今日までの知識と経験を生かし、20世紀には無かった新しい製品創造をして参りたいと考えています。

- 社是
- 誠実
- 経営理念
- 高品質を提供し社会に貢献する
- 品質方針
- 完璧な製品を提供し、お客様の信用を得る
- 目標
- 少数精鋭主義をモットーにコストパフォーマンスを推進する
概要
社名 | 平和産業株式会社 |
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商標 | ピースロン |
所在地 |
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創業 | 1961年(昭和36)年4月1日 |
資本金 | 1,000万円 |
役員 |
代表取締役社長 大竹 徹 代表取締役副社長 石川 広美 取締役常務 井出 正典 |
従業員 | 60名 |
事業内容 | 焼結合金製品の製造販売、精密機械部品の製造販売 |
案内図
沿革
1961年 | 4月 | 大竹功一が超小型焼結合金製品の製造販売を目的として、埼玉県蕨市春日町にて個人創業。 |
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1964年 | 4月 | 東京荒川区東尾久に於いて平和産業有限会社として法人設立。 資本金400,000円とする。 |
1965年 | 8月 | 資本金を1,000,000円とする。 |
1966年 | 4月 | 社章を制定し、商標をピースロンとする。 |
6月 | 埼玉県浦和市辻7丁目に新規工場を設立し、同時に本社を移転。 | |
1967年 | 10月 | 平和産業有限会社を組織変更し、平和産業株式会社として一切を継承する。 |
1968年 | 12月 | 資本金を10,000,000円とする。 |
1969年 | 8月 | 埼玉県浦和市辻に本社工場を新設。 |
1973年 | 2月 | 浦和ピースロンを浦和市辻8丁目に新築し増産を計る。 |
1980年 | 4月 | 営業部、開発部を統一して販売本部とし、本部を浦和ピースロン工場に新設。 |
1983年 | 9月 | 軽井沢ピースロン完成、製造部門を軽井沢ピースロンに移転する。 著しい増産が可能となる。 |
1984年 | 12月 | 中国成都電機廠に技術供与契約締結。 |
1985年 | 1月 | 業務の拡大、発展に応えマーク、ピースロンブランドロゴ、社名等の新CI計画導入を実施する。 |
1987年 | 10月 | 軽井沢ピースロン第二工場新設、浦和ピースロンを閉鎖し、製造部門を軽井沢ピースロン第二工場に移転。 |
1989年 | 4月 | 「成都平和粉末冶金有限公司」と技術供与契約締結。 |
1990年 | 8月 | 中国大連市に「平和産業(大連)有限公司」設立。開発区標準工場にて製造開始。 |
1992年 | 4月 | 浦和市文蔵に新本社ビル新設。本社移転。 |
1993年 | 10月 | 中国大連市開発区に「平和産業(大連)有限公司」の新社屋を新設、標準工場より移転。 |
1994年 | 7月 | 上海平和冶煉有限公司(合併)設立。 |
1998年 | 8月 | 中国大連市開発区に「平和産業(大連)有限公司」第二工場を新設。 |
2000年 | 11月 | ISO9001品質システム認証取得。 |
2001年 | 10月 | 香港にPEACE-LON CO.,LTD.を設立し代理販売契約を締結。 |
2003年 | 10月 | 中国珠海市の平和龍粉末冶金(珠海)有限公司完成と同時にと技術供与契約締結。 |
2005年 | 7月 | 上海平和冶煉有限公司(合弁)を吸収し中国上海市に上海平和粉末冶金有限公司設立、工場竣工。 |
2011年 | 4月 | 創業50周年 東日本大震災により記念式典等は中止 |
2012年 | 4月 | 創業50周年記念プロジェクト成果発表及び社員旅行実施 |
2016年 | 4月 | 創業55周年記念式典開催 |
2019年 | 10月 | 創業者大竹功一死去 |